About nu.
nu.について
Vision
nu.の目指すもの
MISSION
生きる喜び・生きている体感を創出する
直感的操作が可能なデジタルデバイスと身体性・温度感を伴うアナログの融合で
バーチャルとリアルの境界線を無くす新たなコンテンツを社会に実装していきます。
背景
日本が目指すべき未来社会の姿として、サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する人間中心の社会(Society5.0)が提唱されています。
AI(人工知能)やロボティクス、IoT(Internet of Things)といったデジタル技術がこれらの実現に欠かせないものですが、その社会の中で人々のWell-beingを実現するためには、単なる生産性の向上による利便性だけではなく、人間がもつ豊かさや幸福度の向上も必要になっていきます。
そこでキーになるのは、人間の「身体性」であると私たちは考えます。現在、デバイスは効率優先により、視聴覚情報に機能が限定されたものが大半です。しかしながら、本来、私たち人間には五感を伴う身体的感覚や身体的動作が備わっており、それらを使って無意識下にさまざまな経験をストックし学習しています。身体を通じた潜在的な経験則が一人一人の人間を形成し、豊かさにつながるとするならば、五感に開かれたテクノロジーやデジタルデバイスを触媒にすることで、私たちは制限から解き放たれ、もっと自由に、人・生命・事象に繋がりあえるのではないでしょうか。
手段・方法
具体的な手段の一つとして、私たちは、仮想空間と現実空間をつなぐ新しいデバイスである圧電組紐センサーという、引っ張り・ねじり・ずりの動きによって電圧を発生する「紐状」センサーを活用して、人間の身体的動作をセンシングします。このセンサーを触媒にして得られたデータを、映像・振動・音・光などへ出力し可視化させることで、入力と出力が相互作用し、身体と環境が互いに影響をもたらし合う新たな体感を創出していきます。
提供価値
①無意識下で衝動的に動く身体的な動作のセンシング・解析で身体感覚を呼び戻すこと。
②認知領域の拡大による存在していた知らない世界との出会いにより好奇心を掻き立てること。
③つながり合うことで自己の存在を認識すると同時に、共感的コミュニケーションであらゆる人・生命・事象に繋がり合うこと。
それらが人々の喜びとなり、生きている体感につながるような世界観を株式会社nu.で実現していきます。
Logo Design Concept
ロゴデザインコンセプト

デザインコンセプトとして「実空間と情報空間を縫い合わせる」というヴィジョンを意匠化させました。nu.の活動の行動指針として「実感を加速させるための触媒」という価値があります。
独自に開発しているセンサーは、布などのファブリックに縫い合わせることで、身体的動作と情報空間を組み合わせたコンテンツを実現できる点や、センサーなどを通じてさまざまな媒体を融合し、新たな可能性をつなぎ合わせる価値を生み出している点など、技術を活用したプラットフォーム化を目指しています。そのようなコンセプトをもとに、大きな根本的な価値を3つの表現として体現させたロゴにまとめ上げています。
1:「nu.」という言葉の「n」と「u」をつなぎ合わせ(融解させる)表現を意匠化する
2:布(ファブリック)を縫い合わせる(裁縫する)ときの動作を意匠化する
3:信号波形である「デジタル波形」から「アナログ波形」へ変化する様子を意匠化する
Main Device
主要デバイス
圧電組紐センサー
関西大学田實教授が開発された、引っ張り・ねじり・ずりの動きによって電圧を発生する、「紐状」センサ。生地に縫いつけられるほど細く柔らかい。 環境対応型圧電性高分子繊維を組紐状に編むことで、柔軟性、耐屈曲性を実現し、微小な振動から大きな運動まで計測できる圧電組紐センサー。


